パワープレートは振動系トレーニングマシンのひとつですが、ほかの一般的な類似のトレーニング機と最も異なるのが、〝短時間で効率的に効を上げ、実感できる〟という点。パワープレートの使い方としては、マシンの上でポーズをとって30秒ほどキープするというもの。
自分のコンディションや目標にあわせてポーズを選択し、複数のポーズをこなすことで、10分~15分プレートに乗るだけでもジムで1時間ハードな筋トレをこなすのと同等の効果をあげることができるというものです。
パーソナルパワープレートの効果の鍵となっているのが〝振動〟による負荷。人間の筋肉は1方向に負荷が加わると、バランスをとるために反射的に逆方向に働こうとする性質がありますが、この反応を利用して筋力を鍛えることができるのがパーソナルパワープレートです。上下左右前後の3D方向の振動が加わるため、筋肉をすべての方向からバランスよく鍛えることが可能になります。
■ 負荷はどのくらい?
たとえば体重70kgの人の場合パワープレートの振動(30Hz / 秒)を受けると、重力が通常の1.8倍程度に増えるため、重さに換算すると約60kg程度の重りをもってトレーニングしているのと同等の負荷がかかっているということになります。体重に応じて負荷が決まるので、体重の重い人ほど負荷はかかるということになりますね。逆に考えると自分の体重に応じて適切な負荷をかけながらトレーニングを行うことができるといえます。
■ トレーニングはキツい?
パワープレートはトレーニング機としての要素のほかに、リラクゼーション機の要素も持ち合わせていることが最大の特徴です。つまり、心身をリラックスさせながらも筋力UPできるということですね。
このリラクゼーション効果に着目してパーソナルパワープレートを導入しているのがリハビリテーション施設やカイロプラクティック、ヨガスタジオなどです。
パワープレートは筋力が落ちてしまった高齢者(ロコモティブシンドローム)や、けがの治療で一時的に筋力が落ちてしまったアスリートでも負荷を感じることなくリラックスして筋力アップに取り組めるというメリットがあります。パワープレートを使ってトレーニングをする場合、早い人の場合にはたった1分ほど(2ポーズ)、フルのメニューをこなす人でも10分ほど(約10ポーズ)でトレーニングを終えることができるので、かなりスピーディに施術メニューをこなすことができます。
■ パワープレートがついに小型化!
従来のモデルに加え、あらたにリリースされた新型モデルパーソナルパワープレート®では自宅でのトレーニングに最適なコンパクトなサイズ感(幅68cm×奥行49cm×高さ16cm)に改良されました。機能性をそのままに、コンパクトに、さらにリーズナブル(30万円)に仕上げたモデルなので、家から外に出るのが難しい高齢者や、自宅で仕事をすることが多い職種の人、自宅でトレーニングしたいアスリートの人にもぴったりです。
参考サイト:パーソナルパワープレート公式サイト